Singer 103 ｜シンガー 職業用 足踏みミシン｜アンティークミシン
アカンサス模様が綺羅びやかなシンガー社製の職業用足踏みミシン
1913年製／ドイツ/Wittenberge Prussia
完全レストア調整済みで綺麗に縫えるミシンに仕上がっています。
こちらアカンサス模様のデカールは工業用ミシンに多く見られるものと同じタイプのものです。
レストア前はデカールの消失が目立ち残存率が非常に低くなっていましたので、当時の金彩豪華なアカンサス模様を復元しました。古い塗装を剥がして再塗装してベースをきちんと整えてからの復元ですので、とても美しく仕上がっています。最後の仕上げはクリアコーティングを何層にも施しています。
右脚にはキャスターが付いていますので左側を少し持ち上げると軽く移動することができます。
鉄脚________
全てのネジを外して丁寧に手作業で汚れを落とし錆びよけ処理を施してから再ペイントしています。独自にブレンドしたアンティークゴールドを使い ”SINGER” のロゴを復元してクリアコーティングで仕上げました。左側の脚が固定、右側がキャスターになっていて、安定感と移動しやすさの両方を兼ね揃えた構造になっています。
ニーリフターで押さえを上げたり下げたり操作できます。素早く仕事をしたい職業用ミシンに必須ですね。また本体を固定するラッチが装備されています。
木部________
各パーツごとに分解して、傷んだ箇所の修復など下準備を整えてから、古いニスを全て削り落として、一旦木肌に戻し、色づけ、研磨、ニス、研磨、ニス..と、幾度も繰り返し、アンティーク感漂う重厚な仕上がりにしています。 劣化が見られたネジは新しいものに取り替えています。
こちらは旧モデルの釜が装備されていましたが、現行ボビンなどが使用できるよう新品の釜に交換いたしました。その他消耗品は新品に交換しています。内部ボックス内のグリースも新しいものに取り替えています。
試し縫いの画像は下記の針と糸を使用しています。
・シーチング
針DB1#11×糸60番
・デニム4枚
針DB1#18×糸20番
・レザー2枚
針DBF2#21×糸20番
針DBF2#21×糸5番
付属品________
・新品交換済みの革ベルト
・針
・ボビン、ボビンケース
・ミシンオイル
・マイナスドライバー
・取説のコピーと和訳済みの取説
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